留萌市にある小さな喫茶店「きたの」に久しぶりに訪れました。このお店は旧留萌駅の前にあり、隣には鮮魚店が点在する立地にあります。階段を上った2階にあり、1階には理髪店もあったようで、どちらも「きたの」の名前が使われていると聞きました。冬の日は駐車場が限られているため、旧駅前の広場に停めるのがおすすめです。ただし、雪の積もる日は駐車が難しいとの情報も確認しました。店内に入ると、レトロな雰囲気が漂ってきます。女性の店主さんが一人で切り盛りしている様子で、先客がいたにもかかわらず、丁寧に接客していただきました。メニューはナポリタンやオムライス、ミートソースなどが並んでいて、どれも定番の喫茶店らしいものでした。迷った末にナポリタンを注文しましたが、鉄板にのった熱々の料理が運ばれてきました。麺は太めで、2.2mmくらいの太さが特徴的。柔らかく茹でられていて、ケチャップの甘さと酸味がバランスよく感じられました。具材にはピーマンや玉ねぎ、ハム、豚バラが入っており、鉄板の効果で熱々の状態で頂けます。このお店の魅力は、レトロな雰囲気と料理の味だけでなく、外の風景にもあります。窓からは旧駅舎が見え、冬の空模様が曇ったり雪がちらついたりする中で、静かな時間が流れています。また、平日には週替わりランチもあるようで、Instagramの投稿も見かけました。ただ、QRコードが読み込めなかったのが少し残念でした。他の客のオムライスは大盛りで、その量がすごいと感じました。このお店は、冬の時間を過ごすのにぴったりの場所です。駅前の風景を眺めながら、温かいコーヒーを飲むのもおすすめ。特に昭和の雰囲気が好きな方には、ぜひ訪れてほしいお店です。また、テイクアウトも可能で、ランチタイムに利用するのも良さそうです。店主さんの笑顔と、常連客の近所のおばさんたちの会話が、お店の温かみをより一層引き立てています。レトロな雰囲気と、昭和の味が楽しめるこのお店は、留萌市を訪れた際にぜひ訪れたい場所です。