葛城市にあるこのお店は、のんびりとした空間で時間を忘れるような時間になる場所です。初めて訪れたときは、ランチのコースが1種類しかないことに驚きましたが、その分量と質に感動しました。小鉢がたくさん並んでいて、野菜中心のメニューが豊富で、少しずついろんなものを楽しめるのが嬉しいです。特に土鍋で炊かれたご飯が出てくるタイミングは、待ち時間も楽しくなるような工夫がされています。白米とほうじ茶で炊くご飯の選択肢があり、私はほうじ茶の香ばしさに惹かれました。このご飯は、味がしっかりしていて、何杯でも食べられそうな力強さがあります。
メインの煮込みハンバーグは2種類あり、ソースの味がそれぞれ違っていて、どちらも美味しいです。特に秋の季節にはキノコや玉ねぎの甘味が際立って、ソースを残さずに完食したくなるほど。ドリンクとデザートも付いていて、デザートのボリュームに驚く人が多いです。私は普段はあまり食べないタイプですが、このお店の料理は塩梅がちょうど良く、しっかり味わえるのが魅力です。お持ち帰りも可能で、ご飯だけを買っていく人もいるほど人気です。
スープカレーハンバーグを食べたときは、付け合せの野菜がとても新鮮で、コーンドレッシングの衝撃的な味わいに驚きました。ご飯の選択肢が白米とほうじ茶で炊くものがあり、カレーとの相性もバッチリ。予約して行くと、到着時間に合わせてご飯を炊いてもらえるので、時間を気にすることなく楽しめるのが嬉しいです。食後にはドリンクが選べるのもポイントで、フルーツジュースは絶品です。駐車場がやや狭いので、近鉄南大阪線の磐城駅から歩くのがおすすめと書かれていましたが、のんびりとした雰囲気の中ではそんなに気になりません。
このお店の魅力は、料理だけでなくスタッフの対応もとても親切で、ワンオペの日でも安心して過ごせます。メニューにない先付3種が先に出てきて、土鍋ご飯の炊き上がるまでに時間がかかるので、時間が許すならゆっくりと楽しめるのが良いです。コース料理の内容は、ランチと言いながらもしっかりとしたコースになっていて、3000円の値段にも納得できるほど。おむすびにして持ち帰ることも可能で、ご飯が多かったときには便利です。日曜日は休みなので、予定を調整する必要がありますが、その分の価値はあると感じました。
古民家を改装したような雰囲気で、1日4組しか受け入れていないと聞きました。3時間ランチをしたときには、着席からデザートを食べるまで90分ほどかかりましたが、その間も適度なスピードで料理が提供されていました。女性スタッフの方が一人で対応していたようでしたが、特に早かったり遅かったりすることもなく、落ち着いた時間を過ごせました。料理はひとつひとつ丁寧に作られていて、3000円の価格にもふさわしいクオリティです。このお店は、ゆっくりと食事を楽しめる人には最適で、心が癒される場所です。