山形市にある小さなカフェに足を運ぶと、いつも通りの雰囲気とは少し違う時間が流れている。入り口の小さな看板は、通りの雰囲気と少し違っていて、通りを歩いていると見落としそうになる。しかし、実際に訪れてみると、その小さな空間に隠された魅力に気づく。店主は薬膳コーディネーターの資格を持っているというから、カレーに使われているスパイスもただの香りではなく、身体に優しいものだと感じた。特に、薬膳カレーは普段のカレーとは一味違った味わいがあり、スパイスの香りが口の中に広がる。辛さはなく、舌にピリッと来るような刺激はなく、その分スパイスの風味が際立っている。味を口に運ぶと、身体の中からポカポカする感じがするのだが、これは個人差があるのかもしれない。ただ、その効果は実際に感じた人にとっては大きな魅力だろう。店内はとても静かで、木のインテリアが落ち着いた雰囲気を醸し出している。カウンター席が中心で、人数が少なめのため、リラックスした空間で食事を楽しめる。また、カレーにはパスタのオプションもあるし、デザートのカボチャのケーキも期間限定で提供されていた。カボチャのケーキは甘さ控えめで、スパイスカレーとの相性も良さそう。ただ、お店の場所が少しわかりにくいので、Googleマップで確認しておくのが良い。路地裏の奥にあるため、車で来店する場合は駐車場の場所を確認しておく必要がある。しかし、その分、静かな空間で食事を楽しめるのは大きな魅力だ。カレーの種類も3種類あり、それぞれ違った風味を楽しめる。特に、薬膳ほうれん草カレーは、他のカレーとは一味違った食感で、ほうれん草の存在感がしっかり感じられる。スパイスとチーズのバランスが良く、塩気が控えめでも美味しく食べられる。また、チャイのオプションは150円プラスで、氷がチャイに凍らされていて、最後まで味が濃く楽しめる。このお店の魅力は、スパイスの使い方や、カレーの味だけでなく、お店の雰囲気も大きい。カウンター席の他に別室もあるようで、少人数で来店する人が多い印象。店内には穏やかな音楽が流れ、リラックスできる空間が整っている。特に、身体に優しいカレーを求める人にはおすすめだ。また、カレーに限らず、カフェとしての雰囲気も良いので、コーヒーを飲みながらのんびり過ごすのも良い。このお店は、山形市でしか味わえない特別な空間で、多くの人にとって癒しの場所になるだろう。