瑞浪市釜戸町の古い町中を歩いていたら、突然目に留まったカフェ。通りの雰囲気とは一味違う、落ち着いた空間が広がっていた。外観は昔の家をリノベした感じで、木の温かみと洗練されたデザインが融合している。中に入ると、レトロな雑貨や作家さんの作品が並んでいて、まるで小さなアートギャラリーにいるような気分になる。ここは週に一度の変化があるランチが人気で、毎回違うメニューを楽しめるのが魅力。私が訪れた日はチキン南蛮と秋ナスの甘辛がメインだったが、彩りがきれいで食材も新鮮。タルタルソースは軽めで、野菜の甘味が際立っていた。スープはシンプルなアスパラガスで、器が可愛いと同時に料理の味が引き立てられている感じがした。生姜ご飯は思ったより辛くなく、香りがほんのりして体が温まった。ランチは10食限定で予約が必要なため、行く前にはInstagramで確認しておいた方がいい。店内の雰囲気は落ち着いていて、家族連れやカメラを片手に来る女性たちも多かった。古民家を改装したカフェだけあって、床や壁の素材がとても心地よく、時間がゆっくり流れる感じがする。隣の部屋には未完成の空間もあり、オーナーさんのこだわりが伝わってくる。カフェの奥には小さな雑貨コーナーがあって、作家さんの作品やアンティークな食器が並んでいた。手作りのスイーツやコーヒーも人気で、ドリンクは挽きたてのハンドドリップが魅力。私の場合はプリンを注文したが、固めでクリーミーな味わいがとても好みだった。盛り付けもレトロで可愛く、テンションが上がった。他のメニューも試してみたかったが、また訪れる機会があればぜひ挑戦したい。このカフェの魅力は、週替わりのランチだけではない。店内の雰囲気や雑貨の種類、そしてオーナーさんの丁寧な対応が全て重なって、居心地の良さを生み出している。駅から徒歩で来られる距離だし、駐車場も近くにあるので車でもアクセスしやすい。名古屋方面への移動中や、ちょっとした休憩に訪れるのにもおすすめ。特に季節の食材を使った料理は、旬の味が楽しめるのが嬉しい。このカフェの存在は、瑞浪市に住む人だけでなく、遠くから訪れる人も引きつける魅力がある。また訪れたいと思う場所の一つだ。