〒203-0053 東京都東久留米市本町１丁目６−２４
東久留米駅の近くにあるカフェを訪れた。この辺りは住宅地の雰囲気で、通りの雰囲気からすると特に目立つような場所ではない。でも、通りを少し進んで見つけると、木造の扉がちょっとした非日常的な空間を連想させる。中に入ると、一階はカウンターだけのシンプルな構造で、常連さんたちがコーヒーを飲みながら会話を楽しんでいる様子が見られる。二階には本が山と積まれていて、山や釣り関係の本が多かった。音楽も心地よく、静かな空間で過ごせるのが嬉しい。コーヒーの味はしっかりとしていて、凪ブレンドは苦味と甘味のバランスが絶妙だった。ホットドッグも評判通り、パンとソーセージの組み合わせが絶妙で、一口食べると思わず「これは美味しい」と声が出てしまう。店内の雰囲気は落ち着いていて、駅から歩いて5分ほどで到着するので、通勤帰りや休日に気軽に訪れられる場所だ。一階のカウンターは混んでいるときもあるが、二階の席は空いていることが多いので、落ち着いて過ごしたいときにはおすすめ。煙草も吸えるので、ちょっとした休憩に最適。本や雑誌が並べられている棚を見ていると、店主の趣味や旅の経験が感じられる。音楽も古き良き時代のもので、落ち着いた時間を過ごせる。コーヒーはスペシャリティーコーヒーとは違う、むしろ昔ながらの味が楽しめる。ホットドッグは自家製のソーセージで、パンとソースのハーモニーが際立つ。一口サイズで食べやすいが、ちょっと小ぶりなのが少し残念。でも、味がしっかりしているので、値段を考えると納得できる。このお店の最大の魅力は、非日常的な空間と店主の世界観だ。日常の喧騒から離れ、落ち着いた時間を過ごしたいときに訪れると、心がリセットされる。本を読んだり、コーヒーを飲みながら時間が過ぎていくのが、何とも心地よい。駅から少し離れているが、その分、静かな空間を楽しめるのが魅力。また、このお店は旅心を大切にしているようで、音楽や本の選りすぐりがその証拠。日常の枠を超えた空間で、特別な時間を過ごせる。コーヒーを飲みながら、ホットドッグを味わうことで、日常のストレスが吹き飛んでしまう。そんなお店がここにはある。また訪れたいと思う場所だ。