藤沢駅から徒歩2分の場所にあるカフェは、小さな通りの角にひっそりと存在している。通りを歩いていると、外観が少しアンティークな雰囲気で、中に入るとリラックスできる空間が広がっている。ここは、季節ごとのスイーツを楽しめるお店で、特に秋の栗や春の桜がテーマのメニューが人気だ。私は先日、栗のモンブランロールケーキと栗のチーズケーキを注文したが、どちらも栗の風味がしっかり感じられて、とても満足した。特にチーズケーキの黒い岩塩がアクセントになっていて、不思議な食感だった。また、パフェはバニラとキャラメルの2種類のアイスが入っていて、友人とシェアしたけど、どちらも違った味わいを楽しめるのが魅力的だった。
店内は少し狭いけど、木の家具やガラスケースに並ぶスイーツが目を楽しませてくれる。カウンター席や小さなテーブルがいくつかあり、友人と来てもゆっくり話せる空間だ。ただし、土曜日などは満席になることも多く、10分以上待つこともある。でも、待っている間に店内の雰囲気を楽しむことができて、それほど待つのが苦にならない。スタッフさんはとても親切で、注文の仕方やおすすめのメニューを丁寧に教えてくれた。特に、カボチャのロールケーキを注文したときには、ドライフラワーが机の引き出しに入っていたのが驚きだった。今と昭和が融合したような雰囲気で、癒しの空間だった。
メニューは季節によって変わるが、例えば夏には葡萄のパフェや紅茶王子のアイスティーが人気だ。私は夏終わりのパフェを注文したことがあり、パンナコッタやレモンゼリー、巨峰アイスが入っていて、甘さ控えめでさっぱりとした味だった。また、紅茶王子のアイスティーは香りがよく、リラックスできる飲み物だった。冬には栗のスイーツが目立ち、特に栗のモンブランロールケーキは人気だ。春には桜のロールケーキやグラスデザートが登場し、桜の香りが漂う空間で食事を楽しめる。このように、季節ごとに違った味わいを楽しめるのがここが魅力の一つだ。
営業時間は金曜日から日曜日までで、11時から15時30分まで。特に週末は混雑するので、早めの来店がおすすめだ。予約は11時の時間帯のみ可能で、それ以外の時間は先着順になる。座席数は少なめで、1人用や2人用の席が中心で、3人以上での来店は別々の席になることもある。しかし、この小さな空間で過ごす時間は、特別な時間になることが多い。特に、家族や友人と来ても、それぞれの席で自分のペースで楽しめる。
このカフェの魅力は、ただのスイーツを食べるだけでなく、空間そのものを楽しめる点だ。アンティークな家具や季節のディスプレイ、そしてスタッフさんの笑顔が、心を癒してくれる。また、限定のスイーツが楽しめるのも嬉しいポイントだ。例えば、桜のロールケーキは春限定で、桜の香りがたっぷり詰まっている。このように、季節の移り変わりを感じながら、美味しいものを楽しめる場所として、多くの人に愛されている。今後も訪れたいカフェの一つだ。