大牟田市にある小さなカフェで、偶然に訪れたのがきっかけで何度も通い始めました。お店の外観は古く感じますが、中の雰囲気はどこか不思議な魅力があります。アンティーク調の家具や本が並ぶ空間は、まるで別の世界に来たような気分に。オーナーさんはとてもおしゃべりで、大牟田の街のことや本の話で盛り上がります。特に、他の客と話している様子を見ていると、まるで友達に会いに来たような気分になります。
店内のレイアウトも特徴的で、1階で注文して2階で食べるスタイル。階段は細くて急ですが、その分雰囲気が出ています。2階のスペースは落ち着いた雰囲気で、本を読みながらコーヒーを飲むには最適です。イベントも定期的に開催されていて、月替わりのコーヒー豆や季節のワークショップが楽しめるのが嬉しいです。最近は「喫茶夜」というイベントで、お菓子とお茶を楽しめる時間もあります。
メニューも豊富で、サンドイッチやアボカドトースト、ホットサンドなど、どれも美味しいです。特に卵のサンドイッチは半熟の目玉焼きが入っていて、見た目もオシャレ。コーヒーは季節に合わせて豆が変わるそうで、ホットとアイスのどちらも香りが高く、飲みやすいです。本の選書もとても丁寧で、読み物だけでなく雑貨も目を引くものばかり。小さな本に書かれたイベント情報も見やすく、今後の予定を立てやすくて便利です。
家族や友人と訪れる人も多いようで、静かな雰囲気ながらも会話が弾みます。特に、1階のレジ周りやトグルスイッチなど、細かいデザインが気になります。トイレは元の風呂場で、2階の扉もその名残という話も聞けて、お店の歴史を感じられます。駐車場は隣にあるものの、少し分かりにくいので事前に確認するのがおすすめです。
このカフェは、ただのコーヒーを飲むだけでなく、街の魅力を味わえる場所です。オーナーさんの人柄やお店の雰囲気、そして何より美味しい食事と本の選書が、何度も足を運びたくなる理由になっています。大牟田に来たら、ぜひ一度訪れてみてください。都会の喧騒から離れ、心地よい時間を過ごせる場所です。