飯塚市にある小さなカフェに訪れたときは、まず車を停めてから細道を歩くのが必須です。階段を上がると、木の香りと優しい光が広がる空間が待っています。店内はテーブル席のみで、和の雰囲気が漂っています。初めて訪れたときは、午後の時間帯だったため、まだランチ客が多かったですが、落ち着いた空間で自分だけの時間を楽しむことができました。特に気に入ったのは、抹茶アイスとパフェの組み合わせ。抹茶の風味がしっかりしていて、甘さも控えめで美味しいと感じました。栗やあずき、白玉など、トッピングも豊富で、見た目も華やかでした。少し待つ時間が長かったものの、その分満足感が高かったです。
ランチのセットも魅力的で、柚子ととり天の組み合わせが人気です。ドリンクとデザートが付いている1800円のセットは、量も十分で値段もリーズナブル。豆乳の葛豆腐やきんぴら、佃煮風のれんこんなど、家庭的なお惣菜が並んでいました。とり天はサクサクで、塩で食べるとより一層美味しさが引き出される感じ。ご飯は大盛りにできるので、お腹が空いているときにはおすすめです。ただし、トイレは水洗ではないため、使い方を確認する必要があります。ためて流すという手順で、慣れていない人には少し戸惑うかもしれませんが、スタッフが優しく教えてくれるため安心です。
記念日の訪問では、予約がなくてもスムーズに入店できたことが驚きでした。店内には大正ロマンの雰囲気が漂い、和装のメイドさんが笑顔で迎えてくれる光景は、まるで時代が違うような感覚。料理は一品一品丁寧に作られており、季節の食材を活かした味付けが特徴的。特に、旬の野菜や魚を使った料理は、素材の良さが際立っていました。会話も弾み、笑顔が絶えず、特別な日を過ごすには最適な場所でした。次回も訪れたいと思うほど、心地よい時間を過ごせた気がします。
訪問する際は、午前11時前には並ぶのがコツだと感じました。前日予約が必須なため、計画的に行動する必要がありますが、その分空いている時間帯で楽しめるのが魅力。駐車場は10台程度あるので、車で来ても問題ありません。ただし、階段が少し急なので、ご年配の方には少し大変かもしれません。手すりはしっかりしているので、安心して上り下りできます。店内の音楽はジャズが流れていて、落ち着いた雰囲気を演出。織物や小物が飾られており、五感を楽しめる空間でした。
このカフェは、日常の疲れを癒すための隠れ家的な存在。和の雰囲気と丁寧な接客、そして美味しい料理が特徴的です。ランチやディナー、デートにも最適で、家族連れや友人との訪問にもおすすめ。予約が難しいかもしれませんが、その分スムーズに入れる時間帯を見つけると、満足度が高まります。また、お手頃な価格で質の高い食事を楽しめる点も魅力的。次回は別のメニューに挑戦して、また訪れたいと思っています。