〒986-0766 宮城県本吉郡南三陸町志津川黒崎３９−１
0226-46-5739
南三陸町の海が見える場所にある小さなカフェは、外観からして特別な雰囲気を漂わせている。看板には「まずい珈琲屋」と書かれていて、ちょっと不思議な印象を受けたが、中に入るとそこはまるで別世界。店内にはイースター島のモアイ像が至る所に飾られていて、南三陸の風景と融合した独特の空間が広がっている。窓際の席からは青い海が広がり、静かなジャズが流れていると、時間を忘れてしまうほどリラックスできる。このお店の最大の魅力は、海の見える絶景と、店主の個性がしっかり出ているところだ。特に、モアイクッキーの存在は話題に。見た目はちょっと不思議だが、小麦の香りと噛みごたえがあり、コーヒーに合う意外な美味しさ。コーヒーは深煎りブレンドで、香りとコクがしっかりしている。値段は1000円前後で、少し高めだが、景色と雰囲気を考慮すると納得できる価格。他の客が少ない時間帯なら、窓際の席でゆっくりと時間を過ごすのがおすすめ。店内には薪ストーブが置かれていて、冬は温かさを感じながらコーヒーを楽しめる。店主は少し変わった感じだが、その人柄がお店の魅力をさらに引き立てている。コーヒーを注文するたびに、何気ない会話が弾む。特に、モアイクッキーの話や、海の見える席の話題はよく出てくる。また、自家製のベーコンサンドやシンプルなサラダなど、フードメニューも手作りで、味がしっかりしている。お腹が空いたときには、このお店でランチするのもおすすめ。特に、海の見える席で食べるサンドイッチは、特別な気分に。ただし、混雑時は少し待つ必要があるが、その間も窓の外を眺めたり、店内で本を読んだりできるので、待つのは苦にならない。このお店の魅力は、単にコーヒーを飲むだけでなく、南三陸町の風景や自然を楽しめる点にある。特に、晴れた日には海の青さが目を引くし、朝の光が店内を明るく照らす。夜は静かで、小さな音が響くような雰囲気も魅力的。お店の雰囲気は、まるで旅の途中で偶然発見した隠れ家のように、心がほっこりする。このカフェは、南三陸町の魅力を体感するのに最適な場所だ。コーヒー好きの人や、リラックスしたい人にはぜひ訪れたい。また、モアイクッキーが好きな人には、特別な時間になるだろう。このお店の存在は、南三陸町の魅力をさらに引き立てている。