日野町の静かな一角にあるカフェに訪れた。この場所は、ちょっとした発見が楽しめる場所で、訪れるたびに新しい癒しを見つけることができる。訪れた日は、庭園を眺めながら過ごせるスペースがあり、自然に囲まれた雰囲気が心地よかった。店内は落ち着いたノスタルジックな感じで、木の温かみが感じられる。カウンター席に座ると、小さな庭園が目の前に広がり、時間を忘れてくつろげた。特に、紅茶の抽出方法がユニークで、砂時計を使って時間を計る仕掛けが印象的だった。アールグレイとマルコ・ポーロという選択肢があり、私はマルコ・ポーロを選び、ほのかな香りとマイルドな味わいに満足した。スコーンとクッキーのセットは、紅茶に合わせて楽しめる絶妙な組み合わせで、甘さと塩気のバランスが取れていた。このカフェの魅力は、料理の味だけでなく、空間そのものに感じられる落ち着きにある。店内には和の要素が随所に散りばめられており、小さな石や苔のコントラストが美しく、癒しの時間を作り出している。平日は静かで、リラックスできる場所として最適だった。また、スタッフの対応も丁寧で、温かみを感じた。特に、お手拭きの形やグラスの造形が気になったが、それがサービスの一環として自然に感じられた。カタラーナというスイーツに出会えたことも、このカフェの魅力の一つだった。甘さが控えめで、口に含むとほんのりと香りが広がる。このスイーツのために大阪から再訪する人もいるという話を聞いて、その人気の理由が分かった。また、モーニングセットは1日10食限定で、Bセットが人気だった。私の食べたBセットは、量が丁度よく、マーマレードの味が特に印象的だった。コーヒーに続く2杯目が半額になるシステムもあり、リピートするには嬉しいポイントだ。このカフェの魅力は、何よりも「時間の流れ」を感じられる点にある。庭園を眺めながら、ゆっくりと過ごすことが可能で、日常の忙しさから離れられる。特に、雪の降る日に訪れた人は、大正ロマンを感じさせる店内で、美味しいコーヒーを楽しめる。また、キッシュランチは焼立てで、野菜がたっぷり入っており、ヘルシーで美味しい。平日でも空いていたので、静かにランチを楽しめる。訪れる際には、駐車場の場所に注意が必要で、蕎麦屋の駐車場が広いと分かった。ナビで指定するとカフェ側に着いてしまうため、少し注意が必要だった。しかし、そのおかげで、静かな場所にたどり着けたのかもしれない。このカフェは、日常の疲れを癒すための小さな隠れ家のような場所で、訪れるたびに新たな癒しを見つけることができる。そして、この場所に訪れた人々は、きっと心が満たされるだろう。