渋川市にある茶楼千は、石段街の近くにひっそりと存在するカフェです。私が訪れたのは冬の平日で、14時過ぎに訪れました。店内は7割程度の混み具合で、落ち着いた雰囲気でした。BGMはジブリの音楽で、レトロなインテリアと窓からの風景、ストーブがとても心地よかったです。ただ、入り口すぐのオレンジの引き戸はテイクアウト用の窓口で、その横に座ると少し気になってしまったのも覚えています。でも、ソフトクリームやコーヒーの味はとてもよかったです。特に伊香保薫るソフトクリームは、黒蜜がたっぷりで、かわいらしい見た目と食べやすいサイズ感が魅力でした。もう一つの注目メニューは黒蜜抹茶ラテで、甘さと抹茶の風味が絶妙にマッチしていました。店内はモダンレトロなデザインで、石段側の窓から見える景色はとてもきれいで、散歩の途中で一休みするのには最適です。ただ、価格設定が少し気になったのは正直なところです。スタバのような価格で、陶器の器で写真に載っているメニューが実際には紙カップやプラカップで提供されるのは少しだけ物足りなく感じました。しかし、その他の点では十分に満足できるカフェです。石段街を歩いた後には、ここでのんびりするのもおすすめです。また、カフェの雰囲気とメニューのバランスが取れており、地元の食材を活かした料理やドリンクが魅力的です。地元の特産品を味わえる機会は少なく、その点で特別感があります。店内の明るさや清潔感も心地よく、家族連れや友人とのんびり過ごすにも適しています。ただ、オーダーが内線電話で行うというシステムは少し珍しく、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればスムーズです。全体的には、石段街の観光の途中で立ち寄るには最適なカフェで、地元の雰囲気を味わえるスポットです。また、季節ごとに変わるメニューも楽しみの一つです。このカフェは、観光客の混雑を避けて、静かな時間を過ごすにはぴったりの場所です。特に平日は空いており、のんびり過ごせるのでおすすめです。石段街の景色を楽しみながら、美味しいコーヒーとスイーツを味わえるのはここだけです。また、地元の食材を使った料理やドリンクは、群馬の魅力を存分に感じられるので、観光の際にはぜひ訪れてみてください。