白川村の旅で偶然に訪れたこのカフェは、まるで時間の流れがゆっくりになるような空間でした。この場所は古い合掌造りの家を活かした雰囲気で、外から見ただけでは中がどうなっているか分からないような感じがしました。中に入ると、温かみのある空間が広がっていて、どこか懐かしい気持ちにさせられました。特に囲炉裏がある席は、冬の寒さを忘れさせてくれるような暖かさで、家族連れや子供たちが楽しそうに過ごしている姿も見られました。
このカフェの名物はセットメニューで、カレーライスとドリンク、そしてぜんざいがついてきます。値段は1300円とリーズナブルで、内容も充実しています。カレーライスは雑穀ご飯で、最初は少し甘めに感じましたが、後からスパイスの辛さが広がってきました。また、ルーが少なくなったら無料で追加してもらえるので、好きなだけ食べられるのが嬉しいです。ドリンクはアイスコーヒーなどから選べ、器も選ぶことができて、見た目も楽しめるポイントでした。
ぜんざいは特に印象に残りました。最初は冷たい状態で出てきて、白玉が2つ入っているのが見えました。その後、囲炉裏の鍋から自由におかわりできるので、何杯も食べてしまいました。甘さは控えめで、小豆の味がしっかりしてて、本当に美味しいと感じました。また、お口直しに福神漬けがついていたり、漬物が別で出たりするので、食事のバランスもとれていました。
このカフェのスタッフはとても親切で、オーナーと話しながら食事を楽しめるのも魅力の一つです。特に外国人客が多かった時期には、接客がスムーズで安心感がありました。また、店内にはワンピースの作者の作品が飾られていたり、他にも小さな工夫がされているのが気になりました。このお店は観光客が多くても空いていたり、混雑を避けられるタイミングをうまく選べば、快適に過ごせると感じました。
白川村の観光で訪れるなら、このカフェはぜひ訪れてほしい場所です。特に家族連れや子供たちが楽しめそうな雰囲気で、食事も手頃な価格で美味しくいただけるので、おすすめできます。また、季節によってメニューが変わる可能性もあるので、次回訪れる際には新しい料理にも挑戦してみたいと思っています。この場所の温かさと、地元の文化を感じられる空間は、とても心に残る経験になりました。