赤磐市にある小さなカフェ「momotose」は、訪れるたびに心がほっこりする場所です。お店は木の香りが漂うログハウス調の空間で、暖炉があると聞いていた通り、落ち着いた雰囲気の中に温かさが感じられます。訪れた日は偶然にも貸切状態で、ゆっくりと時間を過ごせたのがとてもありがたかったです。店内には1階と2階の席があり、2階は屋根裏のような小さなスペースで、窓から差し込む光がとても心地よかったです。特にこの日は、レジカウンターの奥に広がる空間が印象的で、スポットライトが当たるところにリースが飾られていて、まるで絵のように美しかったです。
お店のメニューは、焼き菓子やスコーン、マフィンなどのスイーツが中心で、どれも手作りの味が伝わってきます。以前から気になっていた「いちごのクリームチーズマフィン」は、クリームがたっぷりで、いちごの酸味とクリームの甘さが絶妙に調和していました。また、期間限定のクリームティーのセットもおすすめです。スコーンは表面がザラっとして中はふわふわで、自家製のいちごジャムと英国製のクロテッドクリームがついていて、紅茶もマグにたっぷり入っており、のんびり味わえるのが魅力です。他にも「くりのパウンドケーキ」や「キャラメルりんごのマフィン」など、素材を活かした素朴な味が人気のようです。
カフェタイムには、おしゃべりを楽しめる空間が整っており、友人や家族と訪れても心地よい時間が過ごせます。お店の雰囲気はまるで癒しの場で、時間を忘れてくつろげるところが魅力です。特に、2階の席はロフトのような雰囲気で、小さなテーブルに並ぶ焼き菓子が可愛らしく、写真を撮るのも楽しかったです。また、テイクアウトも可能で、いちじくとクリームチーズのマフィンを買って帰った人もいました。この日は、お菓子プレートを注文した友人と一緒に、さまざまなスイーツを楽しむことができました。米粉シフォンケーキやパンナコッタ、ナッツのビスコッティなど、どれも味がしっかりしていて、満足感がありました。
お店のスタッフは親しみやすく、話しかけやすい雰囲気でした。特に、注文の際にはオーダーの仕方を丁寧に教えてくれたり、お菓子の特徴を話してくれたりと、細かい配慮が感じられました。また、営業日が週に4日間だけと限られているため、訪れるタイミングが大切だと感じました。偶然にも平日に行ったので、貸切状態でゆっくりと利用できたのが幸いでした。このように、お店の運営が丁寧で、客に対する思いやりが伝わってくるところが、また通いたくなる理由の一つです。
「momotose」は、都会の喧騒を忘れ、心を癒してくれる隠れ家的なカフェです。木の香りや暖炉の温かさ、そして手作りのスイーツが融合した空間は、日常の疲れを癒すのに最適です。特に、紅茶やスイーツを楽しみながら、静かな時間を過ごしたい人にぴったりの場所です。また、おしゃべりをしながら、さまざまな焼き菓子を味わえるのも魅力の一つです。このカフェに訪れるたびに、心が軽くなるような気がするので、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、自分だけの癒しの時間を見つけることができるでしょう。