桐生市にひっそりと存在するこの喫茶店は、住宅地の奥に隠れた小さな空間。訪れたのは午後2時ごろで、通りを少し入った場所に建つ小さな看板が目を引いた。外観はシンプルだが、中に入ると明るい照明と落ち着いた雰囲気が広がっている。カウンター席とテーブルが各3つほどあり、少人数で訪れるのに最適。店内にはジャズの音が流れ、リラックスできる空間が広がっている。隣の席に座った常連さんたちが楽しそうに会話をしている様子をみると、ここは地元の人たちにとって大切な場所のようだ。特に注目したのは、メニューに載っている週替わりランチとカフェメニューの組み合わせ。ランチは750円で、デザート付きのセットが人気だ。私が注文した日は豚バラとキャベツのトマト煮込みで、野菜がたっぷりで満足感があった。サラダと漬物も美味しく、コーヒーを淹れる職人気質の店主の手間が感じられる。ドリンクはホットカフェオレを頼んで、優しい甘さとコクのある味わいが印象的だった。さらにチーズケーキを追加注文したが、甘さ控えめでコーヒーとの相性がバッチリ。価格は350円で、素材の味を大切にしている感じがした。店内の雰囲気は静かで、ゆっくりと時間を過ごしたい人にぴったり。トイレも清潔で、店の雰囲気に合った作りになっている。駐車場は4台ほどあり、混雑していない時間帯なら問題なく使える。また、PayPayでの支払いも可能で、手軽に利用できる。店主は若い男性で、コーヒーへの情熱が伝わってきた。生豆を自家焙煎し、ネルドリップで淹れるという丁寧な手間をかけている。実際に飲んだコーヒーは、甘さと酸味のバランスが完璧で、至福の時間を過ごせた。食後の豆乳ヨーグルトもコーヒーに合うと評判で、デザートとしておすすめ。ここは観光地ではなく、地元の人に愛されている隠れ家的なカフェ。アクセスがやや難しいが、その分特別な空間が楽しめる。週替わりのランチやカフェメニューの組み合わせはコスパが良く、リピートしたくなる。特に、コーヒーにこだわる人にはおすすめしたい。また、 wheelchair に対応しているので、誰でも安心して利用できる。小さなお店ながらも、すべてに丁寧さが感じられ、心地よい時間を過ごせた。これからも訪れたい場所の一つだ。