東京都大田区にある小さなカフェに最近訪れた。名前はちょっと長めだけど、その雰囲気とメニューの豊かさが印象的だった。まず最初に目を引いたのは、名前からも想像できる「座ったままでいちご狩り」というパフェ。このパフェは、まるで大きな箱にぎゅうぎゅうに詰められたイチゴが並んでいて、写真を撮るのにも最適。実際食べてみると、生クリームやアイス、ゼリーがバランスよく組み合わさっていて、重たく感じないのが嬉しい。友達と4人で行ったけど、一人25粒のイチゴが入っていても、あっという間に食べきってしまった。このパフェはシーズンごとに変わるフルーツを使っているようで、今後も桃やバナナのバージョンが楽しみだ。
ランチタイムにはジンジャーチキンライスを注文した。ジンジャーの香りがたっぷりと染み込んだチキンは、味がしっかりしていて、男性でも満足できる量。ただ、もう少し食べたいという人には、カレーライスがおすすめ。カレーはちょっとスパイシーで、スパイスの使い方が丁寧で、味の深みがある。パフェの後にカレーを食べても、どちらも楽しめるので、バランスが取れている。また、エッグベネディクトも人気で、アボカドやサーモンのトッピングが選べる。コーヒーもついていて、ランチの満足度が高かった。
店内はリビングのような雰囲気で、ソファーとテーブルが3つほど置かれていて、貸切で22人まで入れる。家族や友達で行くには最適で、個室のような空間で過ごせる。アフタヌーンティーコースも人気で、シャンパンで乾杯しながら、パフェやタルトを楽しめる。特にイチゴのスムージーは、1杯に6粒のイチゴが使われているというから、贅沢な味。スムージーとパフェを合わせて注文すると、特別感が増す。
予約の必要性についても、いくつかのレビューから知った。デザートのパフェは予約しないと食べられないメニューもあるので、時間がある人は事前に電話で確認しておくと良い。ただし、当日でも電話で予約可能で、Facebookからもできるらしい。ランチの場合はそれほど混んでいないので、予約しなくても大丈夫。ただ、パフェを注文する場合は、早めの予約がおすすめ。人気のパフェはすぐに売り切れてしまうこともある。
訪れたのは春の時期だったが、季節ごとのフルーツを使ったパフェが楽しめる点が魅力的だった。夏には桃やスイカ、冬にはりんごや柿のパフェが登場するのだろうか。また、カレーやエッグベネディクトなど、料理のバリエーションも豊かで、一度で複数の料理を楽しむことができる。リラックスできる空間で、美味しい料理を味わえるこのカフェは、家族や友達と訪れたい場所の一つだ。次回は桃の季節にまた訪れたいと思っている。