津幡町の小さな一角にひっそりとあるこのカフェは、訪れた瞬間から心がほっこりするような雰囲気。駅から少し歩くと、角に立つ白い看板が目を引く。駐車場もしっかりあるので、家族連れでも安心。この日はモーニングに興味を持ったのだが、オープン直後に訪れたことで、焼き立てのワッフルが並んでいた。ワッフルはオランダ風で、パンのようなふわふわした食感が特徴。たまごやチーズなど、種類が豊富で、サラダとドリンクのセットも690円で楽しめる。紅茶やコーヒーが選べるし、オレンジジュースも無料で提供されるのが嬉しい。店内は雑貨屋のようにかわいらしい小物が並んでいて、まるで癒しの空間。スタッフも親切で、笑顔で接してくれる。特に、看板のオウムが目を引くが、それ以上に居心地の良さが魅力的だった。子供たちも大喜びで、ワッフルを頬張っていた。オーナーの話によると、このワッフルはベルギーの伝統を守りながら、地元の素材を使っているとのこと。ホットサンドのような感覚で食べられるワッフルは、これまでに食べたものとは一味違った。生地の柔らかさと、トッピングのチョコレートやアイスのバランスが絶妙で、一度食べたらクセになる味。この日はテイクアウトもしたが、焼き立ての状態で届いたので、家で味わえるのが嬉しい。また、店内にはオーナーの実家が近くにあるという話もあり、地元とのつながりが感じられた。夏の暑さの中でも、スタッフの笑顔とフレーバーウォーターでさっぱりとした気分になれた。このカフェは、ただの食事だけでなく、日常の疲れを癒す場所として、家族や友人との時間を大切にしたい人にはおすすめ。特に、ワッフルの種類が豊富で、自分好みにカスタマイズできる点が魅力的。また、オーナーと奥様の笑顔が、訪れた人たちの心を温めている。この日は、息子さんが移動販売車でワッフルを焼いていたが、その笑顔が印象的だった。地元の人に愛される理由が、このように小さな幸せの中に隠れているのかもしれない。また訪れたいカフェの一つだ。