大阪府の柏原市にあるカフェ「momovege」は、郊外にひっそりと存在する隠れ家的なスポット。駅から少し歩くと、静かな商店街が広がる中でも、明るい外観とおしゃれな内装が目を引く。ここは、フルーツをたっぷり使ったスイーツやサンドが人気で、地元の観光客や近くの住民に愛されている。特にいちごを使ったメニューは評判が高く、季節ごとに新鮮な果物を活かした料理が並ぶ。私はここに訪れるたびに、おしゃべりしながら美味しいものを楽しめる時間を楽しんでいる。
カフェのメニューやスイーツは、どれも見た目も華やかで、味もしっかりしている。いちごソフトは「古都華」という奈良県のブランドいちごをたっぷり使ったもので、クリームとコンフィチュールにまでこだわりが感じられる。一口食べると、まるでいちごそのものを味わっているような新鮮な味が広がる。また、フルーツサンドもおすすめで、シャインマスカットやみかん、バナナなど、色とりどりの果物がたっぷり使われている。サンドの生クリームはあっさりとしていて、甘さ控えめで食べやすい。特に「虎の子しみかん」というみかんは、小粒で甘みが濃く、持ち帰っても大人気だ。
店内は木のぬくもりを感じる空間で、リラックスできる雰囲気。テーブル席は相席でも広く取られているため、他の客がいても気にならない。スタッフも親切で、アットホームな雰囲気。私はここでのんびりと時間を過ごすのが好きで、特にスムージーや紅茶で癒される。また、カスタードやホイップの甘さが控えめで、タルトやパフェもサッパリとしている。メロンシーズンにはメロンスイーツも人気で、見た目もきれいで、味も抜群。ただ、価格は少し高めで、1品でも1000円以上するものもあるが、素材の良さと量を考えると納得できる。
ただし、高価格については少し気になっている。例えば、いちごソフトやタルトは3000円を超えることがあり、それだけの価値があるかは人それぞれ。また、イートインの席は少し狭く、他の客と隣り合わせになるため、ゆっくり食べるには少し不向きだ。さらに、お水が有料という点も、今どきのカフェとしては珍しい。それでも、料理の質や味に満足している人が多く、リピーターも多い。特に、いちごのシーズンには「古都華」のいちごを活かしたスイーツが絶品で、訪れた人はほとんどが「また来たい」と言うほど。
このカフェは、自然や静かな街並みと調和した存在で、都会の喧騒から離れてくつろげる場所。フルーツの美味しさや、スタッフの笑顔、そして店内の雰囲気すべてが、心地よい時間を提供してくれる。価格には少し気をつける必要があるが、味や素材にこだわる人にはおすすめ。今後も季節ごとに新しく登場するスイーツを楽しみに、また訪れたいと思う。