流山市にある小さなカフェ「tronc」は、本当に癒しの空間でした。訪れたのは週末の午後で、駅から歩いて10分ほどで到着。外観は築100年を超える納屋を改装した感じで、木の香りが漂ってて、まるでタイムスリップしたような気分になりました。中に入ると、木のテーブルや椅子が並び、猫好きなオーナーのこだわりが随所に感じられました。店内には猫に関する本がたくさんあって、待っている間も退屈しませんでした。特に気に入ったのは、コーヒーの名前が「シャンパンパーティー」とか、甘酒の名前が「こぼれ梅」とか、ユニークで思わず笑ってしまいました。メニューも豊富で、生菓子や焼き菓子が並んでいて、どれも魅力的でした。友人が注文した苺のショートケーキは、甘さが控えめで絶妙で、私はフィナンシェと紅茶を注文しました。フィナンシェは山椒とクランベリーの組み合わせで、ちょっと珍しくて新鮮でした。紅茶はシャンパンパーティーという名前で、ダージリンベースに花びらが入ってて、さっぱりとした味でした。店内は10席ほどで、予約なしで行くと空いてるかどうかわからないので、事前に確認したほうがいいです。私は予約して行ったので、待たずに座ることができました。ただ、夕方になると生菓子が売り切れる可能性もあるので、早めの来店がおすすめです。お手洗いは外にあって、明るさはやや弱いですが、綺麗でした。このカフェは、1人でゆっくりしたり、友達と会話するのにも向いていて、女子会にはちょっと向いてないかもしれません。でも、自分の時間をゆっくり味わいたいときにはピッタリです。また、流山本町の歴史地区に位置しているので、周辺の古い建物や街並みも楽しめます。カフェのオーナーさんはご夫婦で、丁寧な接客で、お店の雰囲気もとても落ち着いていました。スイーツの価格は200円から500円とリーズナブルで、コスパが良いのも魅力的でした。特に気に入ったのは、ケーキのサイズが小ぶりで、食べきりやすく、甘さも控えめで、女性に嬉しいポイントでした。また、店内は撮影禁止で、静かな空間なので、写真を撮るのを楽しむには少し物足りないかもしれません。でも、それもお店の雰囲気を大切にしている証拠かもしれません。このカフェは、流山市で少し離れた場所にありながらも、アクセスはそれほど難しくなく、週末のリラックススポットとしておすすめです。また、地元の歴史を感じられる場所で、カフェだけでなく、散歩がてら訪れるのも良いかもしれません。次回は、他のケーキや焼き菓子も試してみたいと思います。本当に癒やされる場所で、また訪れたいカフェの1つです。