吉備中央町にある小さなカフェに足を運んだ日、外観は古民家の雰囲気で、木の香りが漂っていた。中に入ると、広々とした空間にテーブルが配置されており、自然な光が差し込んでいて心地よかった。カレーを注文すると、スパイスの香りが鼻をくすぐり、期待が高まる。メニューはその日の気分で選べるようで、地鶏やエビ、夏野菜など、種類が豊富だ。味はスパイシーで、辛さが強すぎるわけではないが、香りがしっかり感じられる。付け合わせの野菜サラダやマリネも、カレーの味を引き立てている。特に夏の訪問では、茄子やズッキーニの量が多く、お腹が満たされた。また、カレーの種類が毎回変わるため、何度も訪れても飽きない。春には季節の野花が席に飾られ、落ち着ける空間が楽しめる。冬は薪ストーブで暖かく、外にはスラックラインが設置されていて、単なるカレー屋とは違う雰囲気だ。店内にはピアノもあり、待っている間にも音楽を楽しめたりする。また、トイレが広くて清潔で、高齢者や子供連れでも安心できる。駐車場も広く、アクセスしやすい。カレーの三種盛りはかつと魚が美味しいと評判で、デザートも手作りで種類が豊富。パフェやチーズケーキ風のデザートも、スパイスの風味が加わって絶妙なバランスだ。休日は混むことが多いが、その分の価値がある。カレーだけでなく、空間そのものが魅力で、友人や家族と訪れても楽しめた。また、季節ごとに変わるメニューや空間の演出が、リピートを促す理由になっている。インスタで営業日を確認して訪れた人も多く、14時すぎでもランチが楽しめる。カレーの味はフルーティーで、あっさりしているので、食後にデザートを楽しむのもおすすめ。このカフェは、ただの食事だけでなく、時間を過ごす場としての魅力が強く、また訪れたいと思う場所だ。