〒070-0825 北海道旭川市北門町８丁目２６５２−２２
0166-64-6695
旭川に訪れたとき、偶然に足を踏み入れたカフェがとても印象的だった。外観は普通の家のように見え、カフェという雰囲気はほとんどないが、中に入ると突然レトロな世界に引き込まれる。空間はドライフラワーで飾られ、音楽も不思議な世界観の曲が流れている。最初は誰かがいるのかと不安だったが、オーナーの「どうぞ」という優しい言葉で安心できた。店内は静かで、自分だけの時間を過ごすのに最適な場所だ。特にレモン水はおしゃれなビーカーグラスに注がれ、さっぱりとした味が心地よかった。他の客もそれぞれの時間を大切にしている様子で、そんな空間にいるだけで疲れが癒される気がした。ドリンクを頼むのが必須のシステムで、ケーキやお食事だけはダメだった。これは少し不思議だが、そのおかげで落ち着いて過ごせたと思う。アイスコーヒーは700円と少しだけ高めだったが、量は普通のカフェの2杯分ほどある。水出しとペッパードリップの選択肢があり、紅茶の種類も豊富だった。このカフェで人気のオムライスは、フワトロの卵とデミグラスソースが絶妙で、味わい深い。スコーンもプレーンと岩塩の種類があり、あんバターがとても美味しかった。店内のテーブルは低く、勉強には向いていないが、本を読んだり音楽を聴いたりするには最適だ。音楽は「羊毛とおはな」というアーティストの曲で、初めて聞いたがとても心に残った。このカフェは1人で行くのがおすすめで、グループは2人までしか入れない。他の客も静かに過ごしており、それぞれの時間を大切にしている雰囲気がある。オーナーは1人で頑張っているようで、時間には余裕を持って訪れるのがいい。駐車場は少し狭いが、その分落ち着いた空間が得られる。また訪れたいと思うカフェで、特にレモン水やスコーンが印象的だった。店内の雰囲気やサービスに加え、料理のクオリティも高く、心がほっこりする場所だ。次はカヌレが食べたいな。このカフェは、都会の喧騒から離れて心を落ち着かせたい人にぜひおすすめしたい。