つながるカフェ 線

4.2

〒719-1126 岡山県総社市総社2丁目5−20

070-8423-8287

soja-kominka.com/sen.html


訪問者レビューの概要

総社市にある『つながるカフェ 線』は、総社駅と総社宮をつなぐ商店街通り沿いにあり、江戸時代から明治にかけての豪商・堀家の長屋造りの古民家を活用した場所です。名前にはカフェとありますが、これは施設そのものの名称で、日替わりでオーナーが変わり、その都度さまざまなコンセプトの料理やドリンクが提供されます。私が訪れた日は『喫茶みやすじ』さんの営業で、京都風のボリュームたっぷりの玉子サンドが人気だったそうですが、残念ながら売り切れ。代わりにカレーを頂いて、思わず笑顔になりました。店内は木調の調度品が古民家の雰囲気を壊さず、落ち着いた空間で、座卓やテーブル、椅子が揃っているので、家族連れやグループでも使いやすいです。玄関で靴を脱ぐのがルールですが、それもまた懐かしさを感じさせる仕掛け。

このカフェの魅力は、なんといっても料理の多様性です。定食やスイーツだけでなく、地元の食材を使った手作り料理や、発酵食品を活かしたメニューも。私が訪れた日は、旬の野菜が100円で販売されていて、ちょっとしたお買いものも楽しめるのが嬉しいポイント。店内の坪庭は夏の時期だと緑が豊かですが、私が訪れた時は手入れが行き届いていない様子で、ちょっと残念でした。それでも、ストーブで暖を取る空間や、手作りのスイーツの甘さが心に染み渡ります。スタッフさんたちは高齢の方々が多く、丁寧な対応で、料理にも丁寧さが感じられました。

店主さんについては、いくつかのレビューで興味深い情報を得ました。元保育園の調理師だったという話や、現在は個人宅の料理を担当しているとのことで、テレビに出演しているような方と似たようなスタイルだとか。この日は『和洋中折衷のオリジナル料理』が提供されていて、中華風コーンスープが絶品でした。また、スイーツも3種類あり、バレンタイン記念で小さなプレゼントを貰えるのも魅力的。ランチだけでなく、スイーツを楽しめる点も、このカフェの特徴です。日替わりの出店者もおり、別のシェフの時も楽しみにしています。

NPO法人の努力が伝わる場所で、地域の交流を促進しているように感じます。特に、週替わりでオーナーが変わる仕組みは、訪れるたびに新しい発見があり、飽きずに楽しめる点が嬉しいです。また、ホームページでメニューが確認できるので、予定を立てやすいですね。ただ、私の訪問時はランチタイムが過ぎていたため、少し困惑されたスタッフさんもいましたが、それでも丁寧におもてなししてくださったのは心強かったです。地元の食材と手作りの味が、どこか懐かしさを感じさせるんですよね。

このカフェは、総社市を散策する際や、総社宮参拝後の休憩に最適です。古民家の空間に包まれながら、旬の味や地域の魅力を感じられる場所は、きっと多くの人に愛されるでしょう。また、イベントやワークショップも定期的に開催されているとのことで、今後も注目が集まりそうです。もし機会があれば、ぜひ一度訪れて、その温かみと多様性を体験してみてください。きっと、日常の疲れが癒される場所になるはずです。

34.6753858, 133.7541344


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