こんにちは!今回は富山県黒部市にある北洋の館というお店を訪れました。場所は宇奈月温泉から日本海に向かって車で進んでいくと、白黒の灯台が見えてきます。その横に立つ建物が北洋の館で、外観からして歴史を感じさせる雰囲気があります。お店の前には灯台があり、その周辺には歴史的な砲台や湧水群があるそうで、自然と歴史が混在した場所として魅力的です。訪れた際は天候が悪かったので車で流しただけでしたが、次回はポタリングでゆっくり回りたいと思いました。
北洋の館の特徴は、店内に展示されている歴史的な漁業機器や、昔使われていた設備が飾られていること。お店の社長さんからその使い方や地域の歴史について詳しく説明してもらい、とても興味深かったです。また、店内の雰囲気も落ち着いていて、内装に趣があり、散策するのも楽しいです。Alexaを使って好きな音楽を流すこともでき、自分好みの空間を作り出せます。お土産コーナーも充実しており、北海道の海産物や地元の特産品が並んでいました。
メニューの中でも注目はさんま定食です。秋の時期は特に人気で、予約が必要な場合もあるそう。今回は偶然予約なしで注文できたのですが、次回はしっかり予約しておこうと思いました。さんまは北海道根室産のもので、丸々と太った美味しい魚がメイン。付いてくる小鉢や昆布おにぎり、味噌汁とセットで¥800はとてもお得です。また、さんまが焼かれている間は、信州鬼無里いろは堂の『おやき』を頂けるのも嬉しいポイント。これもとても美味しいと感じました。
ドリンクの種類も豊富で、コーヒーは¥400、チャイは¥550とリーズナブル。食後のコーヒーを頼むと、セットで水だんごが付くこともあるそう。水だんごは湧き水で作られた生地で、きな粉とあんこを添えて食べると、昔から続く味が楽しめます。また、ラーメンも人気で、サッパリとした塩ラーメンは浜に近い場所だけあって、しっかりとした塩味のスープが特徴。厚切りチャーシューは味がしみていて、ネギとよく合います。ただし、麺の太さは中太で、個人的には細麺が好みでしたが、味とコスパは文句ありません。
北洋の館は、地元の歴史や文化を楽しむことができる場所としてとてもおすすめです。落ち着いた雰囲気で、家族連れや友人とのんびり過ごせる空間。また、季節ごとのメニューも魅力的で、秋のさんま定食が終わっても他のメニューを楽しめるのが嬉しいです。店内のスタッフもフレンドリーで、居心地が良いです。もし富山県に訪れる機会があれば、北洋の館に立ち寄って、歴史と食を楽しんでみてはいかがでしょうか?