福山城の北側にある福寿会館で、レトロな洋館と美しい日本庭園が広がるカフェを訪ねました。初めての訪問でしたが、その雰囲気に心が落ち着きました。建物は昭和初期に建てられたもので、白い壁と黒い屋根が印象的。外には広い庭園が広がり、天守閣を背にした景色はまるで絵画のよう。カフェの名前はメゾンアンベで、洋館の一角にあり、訪れた瞬間から特別な時間に引き込まれる感じでした。注文したのはチーズプリンとアイスティー。プリンはレモン風味のソースが添えられていて、クリームinessな食感がたまりません。アイスティーはさっぱりとしていて、庭園の風を感じながら飲むとより一層美味しく感じました。店内は落ち着いた照明で、カジュアルな雰囲気ながらもどこか上品な雰囲気。カウンター席や窓際の席があり、時間を忘れるほどリラックスできます。他の訪問者も写真を撮ったり、ゆっくりとおしゃべりを楽しんでいました。天守閣の眺めを楽しみながらのティータイムは、まるで映画のワンシーンのような感覚。特に夕方の時間帯は、日差しが柔らかく、空も赤く染まっていく様子がとても美しかったです。カフェの隣にはイベントが開催されることもあるようで、その日は器の展示もされていました。洋館の廊下を歩くと、木の香りや風の音が心地よく、まるでタイムスリップしたような気分に。店内の調度品や壁の装飾も丁寧に手入れされており、歴史を感じさせる空間でした。注文したスイーツはどれも手作り感があり、味だけでなく見た目も魅力的。プリンの器は白い陶器で、まるで貴族の器に座っているような気分になりました。このカフェでの時間を過ごした後、再び訪れるのが楽しみになりました。福山城の近くにこのような場所があることに驚き、また訪れる機会があればぜひまた訪れたいと思っています。普段は忙しい日々の中で、そんな癒しの時間を大切にしたいと感じました。ここでのティータイムは、日常のストレスを忘れさせてくれる特別な時間でした。福山城の裏側から見る天守閣は、普段とは違う角度で眺められるのでおすすめです。洋館の一部が国の有形文化財に登録されていることもあり、歴史的な価値を感じる場所でした。このカフェは、観光客だけでなく地元の人々にも人気があり、家族連れやカップルも見かけました。福山城の近くにこのような場所があることは、地域の魅力を改めて感じさせられました。もう一度訪れたいと思うほど、心に残るカフェでした。