小布施町を訪れた際、北斎館に隣接したガラリカフェに寄ってみました。この辺りは歴史と自然が融合した町で、カフェの存在はその雰囲気にぴたりと合っていました。一階にテラス席があるため、春から夏にかけては外で過ごすのがおすすめです。店内は落ち着いた空間で、天井の梁やガラス張りの窓が印象的。二階はギャラリーになっていて、地元の作家の作品が飾られているそう。ただ、実際に訪れた際は一階に座って過ごしました。タルトやキッシュなど、手作りのスイーツが並んでいて、どれも見た目がきれいで食べるのがもったいなくなります。特にタルトは小布施の地産フルーツを使っているようで、一口食べると自然の風味が広がります。ドリンクも豊富で、フルーツティーはシロップの香りが心地よく、飲み終わりに沈んだ果物をさりげなく食べてしまうほど。この日は春の限定タルトを試しましたが、甘さが控えめで素材の良さが引き出されています。また、キッシュやポテトサラダも手頃な価格でいただけるため、家族連れにもおすすめです。カウンターのスタッフさんは笑顔で対応してくれて、安心して利用できました。ただ、時間帯によっては品切れになる場合もあるようなので、早めに訪れた方が良さそうです。テラス席は日差しが強くなると少し暑く感じるかもしれませんが、春の過ごしやすい時期なら最高のスポットです。店内の雰囲気やスイーツのクオリティは、地元の人に愛されている理由がわかります。また、北斎館の入場券とセットでアイスコーヒーの割引があるのも嬉しいポイント。小布施を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいカフェです。