東船橋駅から少し歩いた場所にある『CHILL KITCHEN』は、都会の喧騒から離れてリラックスできる隠れ家的なカフェです。外観はシンプルですが、中に入ると天井に飾られたスワッグや木の温かみを感じるインテリアが、どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせています。訪れたのは夕方の時間帯で、店内は落ち着いた光が灯り、カウンター席やテーブル席がほんの少しの間隔を保って配置されていました。席数は少なめですが、どの席からもリラックスできる空間が広がっていると感じました。
メニューは、コーヒーに加えてランチやスイーツも豊富で、特にパスタやサンドイッチが人気があるようです。私が出かけたときは夕方だったのでケーキは完売していましたが、自家製プリンを頂けました。コクのあるプリンにカラメルソースとホイップクリームが添えられ、甘さと苦みのバランスが絶妙で、まるでスイーツの王様のような満足感がありました。また、コーヒーは京都の有名な豆を使っているとあり、カフェモカは冷たい体にぴったりで、優しい甘味が心地よかったです。
ランチメニューも魅力的で、ツナとカボチャパスタやエビとアボガドのジェノベーゼパスタなど、食材の質がしっかり感じられる味わいでした。特にほうじ茶ティラミスは、コーヒーの代替として試してみたんですが、ほうじ茶の香ばしさがリッチで、スイーツの新たな可能性を教えてくれました。また、チャイとコーヒーの組み合わせが不思議な味で、初めて飲んだ人は驚くかもしれません。店内では、カウンター横のケーキやサンドイッチも目を引くので、また来店すればぜひ試してみたいです。
利用する際には、90分制と事前会計のシステムがあるため、最初は少し戸惑うかもしれません。特に平日でも行列ができている様子が見え、開店と同時に満席になることもあるようです。ただし、スタッフの対応は無駄な動きがなく丁寧で、待っている間も声をかけられたり、スタッフが気遣ってくれる点が好印象でした。テイクアウトでもケーキやサンドイッチが人気で、丁寧に包まれたお菓子は家に持ち帰っても美味しさが保たれています。
このカフェは、一人で来ても、友人との会話にも適した場所で、リラックスしながら食事を楽しめる場所です。東船橋駅周辺で隠れた名店を求めるなら、ぜひ訪れたいスポットの一つです。ランチやスイーツを味わうだけでなく、コーヒーの香りや店内の雰囲気を味わうのもおすすめです。また、季節限定のメニューがあるようで、その都度訪れる価値があるかもしれません。次回はランチに来たいと考えていますが、今度はスイーツを試してみたいと思っています。