押上駅から少し歩いたところにあるカフェに久しぶりに訪れた。お店の外観はそれほど目立たないけれど、通りから一本入った場所にひっそりと存在している。偶然に見つけたときは、通りの雰囲気と店内の雰囲気の違いに驚いた。古民家を改装した空間は、どこか懐かしさを感じさせるが、どこか新鮮さも感じられる。1階と2階に分かれていて、2階は落ち着いた雰囲気。平日のお昼に訪れたときは、他にお客さんがほとんどいなかったから、ゆっくりと食事に集中できた。ランチメニューはとても豊富で、ボルシチやチーズホットドッグ、スペアリブなど、国際的な料理が並んでいる。その中でバングラデシュチキンカレーを注文したが、スパイスが効いていて、繊維までほぐれたチキンが美味しい。ドリンクとサラダがついて1500円で、コスパもいいと感じた。デザートとしてカッサータも注文したが、甘さ控えめで後味がスッキリしていた。このお店の魅力は、何よりも料理の質と空間の雰囲気にある。店内にはレコードや絵画が飾られていて、レトロな雰囲気の中にも現代的な感性が感じられる。特に驚いたのは、厨房の奥に畳の部屋や中庭があること。そんな隠れ家的な空間で食事をするのは、日常の喧騒から離れてリラックスできる。お昼の時間帯に訪れたときは、スペアリブを注文したが、量が多くて味付けも絶品。静かな部屋で時間を忘れて食事ができるのが最高。店員さんも丁寧で、接客態度が心地よかった。他の時間帯に行っても、ドリンクやスイーツ、アルコールが充実しているから、どの時間帯でも楽しめる。このお店は、家族や友人とのんびり過ごすのに最適。特に、静かな空間でランチを楽しむにはおすすめ。また来たいと思うお店の一つだ。料理の味だけでなく、空間の雰囲気も心地よく、何度も訪れてみたいと思う。このカフェの魅力は、どこか心に残る味と、癒しの空間に集約されている。都会の喧騒から少し離れた場所にあるこのお店は、日常を忘れさせてくれる場所の一つだ。