高石市にある『おかげ屋』は、南海本線の羽衣駅から徒歩数分の場所にあり、通り沿いの看板が目印です。ここはもともと電気屋だったという歴史があり、現在は八百屋とカフェが融合した空間に。お店に入ると、新鮮な野菜が並んでいて、まるで市場のような雰囲気。落ち着いた店内で、優しい笑顔のスタッフが迎えてくれます。カウンターに座ると、隣の席の人と会話が弾むような、ほんわかした時間が流れます。
『おにぎり』はここが人気の理由の一つ。具材は旬の野菜や魚介類が豊富で、特に高菜明太子やあさり佃煮は評判です。私が食べた時は、小林美術館の後に寄ったのですが、おにぎりの具とお味噌汁がとても心地よく、満腹感も持続しました。お米は九州産のにこまるを使っているそうで、炊き立ての香りが鼻をくすぐります。また、お漬物も手作りで、水ナスの漬物は塩加減が絶妙で、何杯でも食べられそうでした。
カフェのメニューは、おにぎりセットやフレッシュジュース、フルーツサンドなど。小松菜ジュースはさっぱりとしていて、人参ジュースも飲みやすいです。私は『ロールパンセット』を注文したのですが、ヨーグルトや卵・ウインナーのロールパンが3つで、甘いお味噌汁と組み合わせてとても満足。カウンターには『けんちん麺』や『抹茶パフェ』も並んでいて、和カフェならではの選択肢が広がっています。特に『フルーツサンド』は、甘さが控えめで、スルスルと食べられるので、女性にもおすすめ。
お店の雰囲気は静かで落ち着いていて、小腹が空いた時や、ゆっくりしたい日にぴったりです。野菜や果物も手軽に買えるので、観光の後に立ち寄るのも良さそう。ただ、駐車場がないのでコインパーキングを利用する必要がありますが、近くにたくさんあるので不便は感じませんでした。スタッフの対応も丁寧で、『おにぎり2個でいいですか？』と尋ねると、1個でも対応してくれるとのことで、女性にも優しいです。
『おかげ屋』は、地元の食材を大切に使い、丁寧に作られた料理が魅力。昔からの常連客も多そうですが、新規の訪問者も気軽に利用できる雰囲気。特に『おにぎりセット』や『小松菜ジュース』はおすすめで、旬の味を楽しめるのが嬉しいです。また、『水ナスの漬物』は、お土産に買って帰る人もいるほど人気。高石市で美味しいものを食べたい時は、ぜひ訪れてみてください。