土岐市にある小さなカフェに久しぶりに訪れた。駅から少し離れた住宅地を歩くと、急な坂を上った先に建っている。外観は普通の工場風で、どこにカフェがあるのか分からないほど。でも中に入ると、とたんに雰囲気が変わる。2階は広くて明るい空間で、木とタイル、壁紙が組み合わさったデザインがとても落ち着く。家具や調度品も統一されていて、どれも使い勝手が良さそうだった。店内には陶器の展示スペースもあり、食事の合間に気分転換できるのが嬉しい。特に注目したのは、ランチの品書きに添えられた説明が丁寧で、食材や調理法がよく分かったこと。例えば鰆の磯辺揚げや恵那鳥の唐揚げは、見た目も美味しそうで、味もしっかりしていた。小鉢類は上品な味付けで、ご飯に合うのが良い。食後にいただいたエスプレッソアフォガードは、アイスがシャーベットでさっぱりとしていて、ほんのり甘いのが印象的だった。また、食事の際には陶器が使われており、それが店内で販売されていると知ったときは、その器の美しさに惹かれた。カレーのトッピングにナッツが添えられていたり、唐揚げの衣がサックサクで中はジューシーだったりと、料理へのこだわりが伝わってきた。特に注目したのは、ランチの量が少なめだったこと。男性には少し物足りないかもしれないが、女性や家族連れにはちょうど良い量だった。また、食事とドリンクで一人2000円前後かかるため、特別な日に訪れたい気分になった。カフェの隣には陶芸体験スペースもあり、転写体験をした人もいて、子どもから大人まで楽しめる。場所が少し分かりにくいけど、その分隠れ家的な雰囲気が魅力。土岐市にこんな場所があることに驚いたし、また訪れたいと思う。特に晴れた日に訪れるといい景色が楽しめるという話も聞いたので、次は天気の良い日に挑戦してみたい。店内の雰囲気や料理の味、そして陶器の美しさに惚れ惚れする。日常の疲れを癒すにはもってこいの場所だ。また訪れる機会があれば、家族や友達と一緒に行きたい。食事の他にもコーヒーを楽しんだり、陶器を眺めたりできるので、気軽に立ち寄れる場所としておすすめだ。