この春、みよし市で偶然に出会ったカフェがとても印象的だった。お店の外観はそれほど目立たないけど、中に入るとどこか懐かしさを感じる空間が広がっている。窓から差し込む光が柔らかく、まるで時間が止まったような雰囲気。ランチの時間は家族連れや地元の人が多く、活気に満ちている。でも、午前中は静かで落ち着いた時間が楽しめるので、早めの時間に訪れるのもおすすめだ。店内の音楽は明るくてリラックスできるもので、コーヒーを飲みながら本を読むのにも最適だった。
ランチメニューはピザが中心で、日替わりで内容が変わるらしい。私の訪問した日は和食系の日だったけど、次はピザの日に行きたいと感じた。ピザの生地は天然酵母で、モチモチとした食感が特徴的。チーズがたっぷりで、火が通った感じがする。ただし、量は少なめで、1人で食べるにはちょっと物足りないかもしれない。でも、その分味が濃厚で、カレーが付いてくるのが嬉しい。カレーはピザのミミに付けて食べるスタイルで、サッパリとした味わいが魅力的だった。サラダもシンプルで、ドレッシングが控えめなのが良い。価格は1000円と手頃で、コスパは悪くないけど、量のバランスはもう少し調整されるとさらに良いと思う。
パンやスイーツも人気で、特に石窯で焼くカンパーニュは評判が良い。朝のモーニングにはパン2つとサラダ、カレーが付いていて、とてもリーズナブル。パンは天然酵母の風味がしっかりして、バナナのバウンドケーキも甘さ控えめで食べやすい。店内の一角には駄菓子が並んでいて、子供連れにも嬉しい。外には大きな窯があり、焼きたてのパンが香るたびに思わず足を止める。季節によってパンの種類が変わるのも魅力で、毎回新しい味が楽しめる。
店員さんとのやり取りもとても親切で、初対面でもすぐに打ち解けられる感じだった。カレーの注文で「ミミにカレーを付けるのはなぜ？」と尋ねると、丁寧に説明してくれた。その説明はただのサービスではなく、お店のこだわりが伝わってきて、好感が持てた。また、駐車場は裏の砂利場で、6～7台停められるので車でのアクセスも問題ない。ただし、混雑時は少し遠くの場所に停めなければならないこともあるかもしれない。それでも、駐車スペースが十分にあるのはありがたい。
このカフェは、地元の人々にとっての隠れ家的な存在かもしれない。都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた空間で時間を過ごせるのはとても心地良い。ランチだけでなく、コーヒーを飲みながらのんびりするのもおすすめ。特に夕方の時間帯は、夕焼けが窓に映り込み、落ち着いた雰囲気を感じられる。今後も訪れたいカフェの一つで、家族や友人と一緒に訪れるのも楽しそうだ。これからも新しいメニューが登場するだろうし、楽しみにしている。