東郷町の田舎道を歩いていると、偶然見つけたカフェが目に留まった。その名前は覚えていないけど、外観は手作り感のある木の色が目立っていて、のどかな風景に溶け込んでいた。中に入ると、木のテーブルや畳の座席が配置されていて、落ち着いた雰囲気。ランチタイムに訪れたので、人がそこそこいたけど、誰も急いでいる感じはなくて、のんびりと時間を過ごせた。メニューはシンプルで、1000円のランチが3種類くらいあって、先払い制だった。注文したのは甘酒カレーライス。甘酒と玉葱麹を使ったカレーや、発酵玄米、それに薬膳スープがついていた。カレーライスのルーはトマトペーストを多めに使っている感じで、コクがありながらもスパイシーで、食べやすい味だった。甘酒の甘さとスパイスの辛さがバランスよく、不思議な美味しさだった。発酵玄米は、7日間熟成させたもので、少し固めの食感だったけど、玄米の香りがよく出ていて、健康志向の人にはおすすめ。野菜の素揚げも、玉葱麹で漬けた鶏もも肉がジューシーで、味が濃くてとても美味しかった。スープはやまいもや高麗人参、桂皮、甘草が入っていて、優しい味で体が温まった。お店の人は、地元の高齢者をサポートするNPO法人が運営しているという話を聞いた。発酵や和食の知恵を活かしたメニューが特徴で、食材の選定や調理法にこだわりがあるように感じた。特に、甘酒カレーライスは、他のカフェではあまり見ない組み合わせで、好奇心を刺激された。発酵玄米を試してみたかったけど、7日間熟成させたものと3日間のもので価格が違い、ちょっと迷った。でも、どちらも美味しいし、体に良さそうな気がした。店内は、木の温もりと手作りの雰囲気で、家族連れや高齢者にも優しい空間。トイレも wheelchair に配慮されていて、誰でも安心して利用できる。スタッフの対応も丁寧で、注文の説明もわかりやすく、安心して料理を楽しめる。最近、忙しくて体を大切にしない生活を送っているけど、このカフェで食べた料理は、体に優しくて心地よかった。発酵や和食の知恵を活かしたメニューは、現代の食生活に役立つし、地元のNPOの取り組みにも感動した。また機会があれば、別のメニューも試してみたい。このカフェは、東郷町の田舎にある小さな隠れ家的な場所で、癒やしと美味しい料理を求める人に最適だと思う。