秋の訪れとともに、岐阜県恵那市にある里の菓茶房に足を運んでみました。ここは栗をメインにしたスイーツが人気のカフェで、特に「栗一筋」というモンブランが有名です。朝早くから列ができていると聞いていましたが、実際に訪れてみると、待つスペースにはテントが設置されていて、陽射しを遮ってくれる優しさが感じられました。店舗の流れ作業も完璧で、順番に受付をして店内に入れる仕組みはコロナ禍でも安心感がありました。大型犬を連れて行った家族も、入口横のスペースで待機できるので、ペット連れでも快適に過ごせます。
「栗一筋」は見た目がとても豪華で、メレンゲと生クリーム、栗ペーストが重なった大きなモンブランです。実際に食べてみると、中のメレンゲがサクッとしていて、栗ペーストの甘さとクリームの滑らかさが絶妙にマッチしていました。サイズが大きくても、中に使われている栗きんとん5個分の量が程よく、食べきれる安心感がありました。また、栗ソフトクリームや栗おこわ、栗きんとんなどのスイーツも豊富に用意されていて、お土産としてもおすすめです。平日でもほぼ満席で、人気の高さが伝わってきます。
店内の雰囲気はどちらかというとカジュアルで、高級感を求める人には物足りないかもしれませんが、リラックスして過ごせる空間です。外のテラス席もあるので、天気の良い日には外で食事をするのも良いでしょう。また、カフェの隣にはお土産物コーナーがあり、日持ちするお菓子から日持ちしない洋菓子まで幅広く取り揃えています。実際に購入した栗コンフィチュールやフロランタンは、持参するのに丁度良いサイズで、家族や友人へのお土産にぴったりでした。
「栗一筋」の他にも、栗のお菓子盛り合わせや栗きんとん、栗羊羹、栗どら焼きなど、さまざまな種類のスイーツが楽しめるのが嬉しいポイントです。特にどら焼きにバターが入っているのが特徴で、さっぱりとした味わいが印象的でした。また、モンブランの完成度が高く、持ち帰ったものも美味しかったと評判のようです。ただし、大きなモンブランは2人でシェアするのがおすすめで、一人で食べきるには少し重たいかもしれません。
里の菓茶房は、秋の味覚を堪能できるスポットとしておすすめです。栗の甘さと風味を最大限に活かしたスイーツは、特に季節限定の「栗一筋」が人気で、訪れた人々の満足度も高いです。また、家族連れやペット同伴でも快適に過ごせる環境が整っているので、気軽に訪れてみても良いでしょう。秋の訪れを感じながら、美味しいスイーツを味わえる里の菓茶房は、訪れたい場所の一つです。