〒299-4215 千葉県長生郡白子町中里5396
0475-47-2962
白子町にあるパンカフェに訪れた。お店の名前はちょっと長くて覚えにくいけど、その分だけ特別感がある。お店の入り口には絵本のような雰囲気で、パンが並んでいて、中のカフェスペースは天井が高く、清潔感がある。ここは海の近くだけど、森の中にいるような落ち着いた空間だ。窓の外には緑が広がってて、白子玉ねぎが赤いメッシュの袋に入っているのが見える。それだけで絵本の1ページみたいで、写真を撮りたくなる。でも店内は撮影禁止なので、その魅力は実際に訪ねて感じてもらうしかない。
メニューは種類が豊富で、迷いに迷うほど。今回は季節の牛すじ肉赤ワイン煮込みセットを注文した。パンとサラダがついていて、味はとても美味しい。お肉の柔らかさと赤ワインの風味が絶妙で、一緒に食べるパンも香ばしくて最高。おまけにフレンチトーストと皐月の名前のアイスティーを注文した。アイスティーは少し苦みがあって、フレンチトーストと相性が良かった。他のメニューも気になって、また訪れたいなと思う。店内の音は自然の音だけだし、スタッフも余計な声かけをしないので、静かな時間に集中できる。
お店の雰囲気はとても落ち着いていて、写真禁止のルールも気にならない。なぜなら、自然の光と木の香りが心地よくて、その中にいると時間がゆっくり流れるから。カウンターの席もあって、1人で来ても気まずくない。また、天井が高く、窓からの風が心地よくて、夏は特に気持ちが良い。パンは焼きたてで、香りがたまらない。特にテイクアウト用のパンは、包装も丁寧で、持ち帰りにも最適。お店の名前の由来を聞いてみると「パンセ」と読むらしい。後で調べてみると、「考える」や「思い」を意味する言葉で、名前の意味もお店のこだわりが伝わってくる。
スタッフの対応は丁寧で、接客も誠実。メニューについて尋ねると、丁寧に説明してくれる。ただし、お店の雰囲気を大事にしているのか、BGMがなく、静かな空間が続く。そのため、家族連れや若い子供が来ると少し窮屈に感じるかもしれない。でも、大人がゆっくり過ごすには最高の場所だ。また、事前に予約すると焼いておいてもらえるパンもあるので、人気のメニューは早めに確認したほうが良さそう。
このお店は、ただのパンカフェではなく、自然と調和した空間で、美味しい料理と心地よい時間を提供してくれる。特に季節の食材を使っているメニューは、その時期だけの味で、リピートしたくなる。静かな時間を求める人にはおすすめで、のんびりと過ごしたいときにぴったり。また、友達や家族と一緒に訪れても、それぞれのペースで楽しめる。パンカフェの魅力は、その日その日で変わるメニューと、心地よい空間。次に訪れるときは、また別のメニューを試してみたい。