〒648-0262 和歌山県伊都郡高野町細川471
高野町にあるこのカフェ、実は昔の小学校の職員室を改造した場所なんだ。入り口でスリッパに履き替えるのがマナーで、校舎内の木の香りがほんのり漂っている。特に冬の日はストーブの火が灯っていて、温かさと静かな雰囲気が心地良い。土曜日の15時半頃に行ったときは、誰もいなくて貸し切り状態だったから、時間をゆっくり楽しめるのが嬉しい。コーヒーは東ティモールの豆を使ったもので、苦みと酸味のバランスが絶妙。白藤という名前のコーヒーを注文したけど、他にも種類が豊富で、好みに合わせて選べるのも良い。チーズケーキは甘さが控えめで、昼食代わりにもぴったり。スコーンもナッツとホワイトチョコレートの風味が絶妙で、パン屋さんより美味しいと感じた。また、つぼ焼き芋のブリュレも人気で、お芋が柔らかくて甘みが際立つ。ただ、車で行く場合は要注意。高野山から向かう道が広くて走りやすいけど、九度山方面から来ると細い道がいくつかあって、対向車に気をつける必要がある。バイクでも問題ないけど、スリッパを履いて歩くのが面倒な人は、靴のまま入るのを避けた方がいい。トイレも綺麗で、校舎内を歩けるのも魅力的。古い木材の床や窓が当時の雰囲気を残していて、時間が止まったような感覚に。店主さんは気さくで、コーヒーの量を多くする理由を教えてくれた。少ないとすぐに飲み終わってしまうから、カップを大きくして注いでくれるという話を聞けば、リラックスして過ごせるのも納得。このカフェは、高野山の参拝帰りや、山道を散歩するのにちょうど良い場所。でも、車の場合は道の広さに気をつけて。特に朝の時間帯は空いてるから、チーズケーキを楽しめるかもしれない。コーヒーを飲みに来るだけでも、十分に楽しめる場所だよ。今度はもっと早く来たら、ブリュレも食べてみたい。この場所で時間を過ごすと、日常の喧騒から離れられたような気分になるから、是非一度訪れてみることをおすすめする。