府中駅に直結する『ぷらりと京王府中』の1階にあるカフェで、南仏の雰囲気が漂う空間に惹かれて訪れてみた。お店の名前はルノアールの愛妻からインスピレーションを受けたとあり、店内の装飾やメニューアイテムにはそのコンセプトが反映されている。カジュアルな雰囲気で、一人でもグループでも気軽に利用できるのが嬉しい。特に季節限定のスイーツやお菓子に注目したくなる。店内にはQRコードでオーダーできる仕組みもあるが、スタッフに直接頼んでも丁寧に対応してくれる。スタッフの笑顔が印象的で、まるで親戚の家に来たような親しみやすさがある。特に注目は『クラフティ』というフランスの伝統菓子で、カスタードと果物の組み合わせがクセになる。温かいものと冷たいもの、ホイップやアイスの選択肢もあるため、好みに合わせて楽しめる。他にもクリームグラタンやパングラタンといった、和洋折衷な料理が並び、昼食にも最適。お米かパンの選択肢があるため、食事のボリュームを調整できる点も嬉しい。店内の照明が柔らかく、本の香りが漂う空間は、読書やおしゃべりにぴったり。特に夏の時期は冷たいドリンクやスイーツが人気で、暑い日でもさわやかな気分にしてくれる。また、モーニングメニューもあり、朝の時間に訪れても楽しめる。このカフェは、都会の喧騒から一歩離れ、心地よい時間を持てると感じた。地元の人たちが集まる場所として、今後も通いたくなるスポットの一つだ。来店するたびに新しい発見があるような、そんな魅力的な空間だ。