cafe Kura-Lien 蔵りあん

4.2

〒961-0303 福島県白河市東釜子本町74−1

090-2604-1661

instagram.com/p/cpexjjajcln


訪問者レビューの概要

白河市にある蔵を改装したカフェに久しぶりに訪れた。この場所は地元の食材を使いながらも、どこか特別な雰囲気を漂わせている。最初に足を踏み入れたときは、外観からして古民家風で、まるで時間を忘れるような空間だった。店内は落ち着いた照明と木の香りが漂い、座席は2階の畳スペースやソファ席、1階のテーブルが用意されていて、家族連れやグループでも使いやすそうだ。特に2階の窓辺には生け花が飾られていて、季節感を大切にしているのが伝わってきた。スタッフは女性二人が中心で、ほぼ一人で運営しているという話を聞いたが、接客は丁寧で安心感があった。この日はランチメニューに注目し、季節のめぐみプレートを注文。パスタとキッシュの選択肢があり、私はパスタをチョイス。スパゲティはもちもちとした食感で、トッピングされた食用菊の風味が秋を感じさせた。サラダも野菜がたっぷりで、にんじんドレッシングが意外にも美味しい。スープもさっぱりとしていて、全体的にバランスが取れていた。このカフェの魅力は、旬の食材を活かした料理だけでなく、店主のこだわりが随所に感じられることだ。例えば、コーヒーはハンドドリップで提供され、紅茶も種類が豊富。また、広島出身の店主が作るお好み焼きや手作りのパンも人気で、地元の野菜をたっぷり使ったピザもおすすめ。実際に食べてみると、素材の良さが際立っていて、味が濃厚でないのに奥行きがある。特にカレープレートは、手作りのルーに香辛料が丁寧に調整されていて、スパイシーながらも優しく、野菜とチキンの組み合わせが絶妙だった。デザートも季節に合わせて選べるようで、秋のケーキはかぼちゃの味がしっかりして、ほんのり甘さが心地良い。店内の雰囲気も、落ち着くだけでなく、自然と笑顔になるような温かみがある。スタッフとの会話も楽しく、職場体験中の学生も親切に案内してくれた。ただ、入口が分かりにくいという声もあるので、地図で確認しておくと良い。また、予約が必須なこともあり、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめ。このカフェは、地元の食材と店主の思いが詰まった場所で、訪れるたびに新しい発見がある。特に、季節ごとのメニューに期待が膨らむ。今度は別の日に行きたいと思っているが、また来たいと思う場所だ。

37.0986712, 140.3483165


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